鞍掛豆
鞍掛豆のご紹介です。
令和5年産の新豆です。
初めて耳にする方も多いと思います。
この鞍掛豆(くらかけまめ)って言う豆は実は青大豆の一品種なんです。
その種皮の模様がとても変わっていて、この模様が馬に鞍をかけたような模様に見えることから、鞍掛豆という名前になりました。
他にもパンダみたいな模様にも見えることから「パンダ豆」と呼ばれたりもするようです。
当店の鞍掛豆は山形県産です。豆の味がしっかりしているので、とてもおいしい豆ですよ。
生産量も少なくて、スーパーでは絶対に売っていないので、普段の生活の中ではなかなか目にすることさえ難しい豆です。
鞍掛豆は見た目にも変わっていますが、その味も独特です。海の無い長野県の郷土豆ですが、なぜか味が「海苔」のような味わいがあります。
別名「海苔豆」とも呼ばれるくらいです。
やはりその独特の味わいのために、
鞍掛豆は、「一度食べて、はまってしまった!」という方の話をよくききます。
でもスーパーでも売っていないし、インターネットでもなかなかお目にかかれません。
そのおいしさの秘密が、食べた時に感じる「海苔」によく似た風味です。
この独特の風味と豆のコリコリした食感が見事にあいまって、ついついまた食べたくなって、気が付いたらはまっているようです。
実際調理方法としては、凝った調理法はあまり多くありません。それはやっぱり豆自身が相当においしいからこそ、シンプルな味付けで食べられているのです。
はっきり言って、磨り潰したりしてソースに使ったりするには、絶対にもったいない豆です!
最近では産地でも生産者が少なくなったり、天候不良の影響などで、徐々に生産される量が減少してきています。当店では山形県で栽培をしていただいております。
鞍掛豆にも大豆特有の栄養成分は十分あります。ビタミンB6はなかなかたくさん含まれている食品は少ないのですが、鞍掛豆にはダントツにたくさん含まれています。
食物繊維も十分です。鞍掛豆をメインにした一品を追加するだけでかさばる葉もの野菜よりも手軽に食物繊維が取り込めます。
鞍掛豆のおすすめの食べ方は、やはりその独特の風味を生かした食べ方です。素材の味を中心に、郷土料理では下記のような家庭の味付けが多いです。
出汁で煮た「ひたし豆」です。海苔のような風味を損なわない一番ポピュラーな食べ方です。
(写真上:鞍掛豆のひたし豆)
以外においしいのが「鞍掛豆の塩茹で」です。水煮の際に塩を加えて茹でるだけですので簡単です。
その塩かげんが鞍掛豆の海苔風味を引き立たせて、非常に味わいのある「塩茹で」に仕上がります。
正直かなりおすすめです。
(写真上:鞍掛豆の塩茹で)
ご購入の際には、これらの2品のレシピをお付けしています。独特の郷土料理だからこそ、各家庭でアレンジも多いかと思いますが、是非一度お試しください。おすすめです。
豆専門店として他店よりも良い状態の豆をお届けするために、全ての豆を一粒一粒手で選別しました。割れや虫食い豆、変色豆は、人の目で見て取り除いています。貴重なお豆だからこそ一粒一粒を大切にしてお届けしたいと思っています。
当店の『豆』はすべて酸素を遮断する密封包材に入れて、真空パックしております。
真空パックする際に、脱酸素材(エージレス)を封入しておりますので、袋の内部は酸素が無くなり、保存中もそのまま酸素が無い状態で維持できています。
ですから、豆の成分が酸化することなく、いつでも新鮮な風味を保っています。
しかも便利なチャック付袋で保存にも便利です。
酸素を抜いた真空包装をすることで以下のようなメリットがあります。
1)開封するまで豆が酸化しないので、開封するまでいつでも新鮮です。
2)袋の中には酸素が無いので、開封するまで常温で保管していても「カビ」が発生しません。
3)同じく酸素が無いので、開封するまで常温保管でも、害虫が発生しません。
開封後も袋のチャックをして、常温で保管していただき、適時必要量をお使いください。
豆料理が得意な方も、今日からスタートという方もご安心ください。当店では、原穀(生豆)商品には、すべて簡単豆レシピをお付けしております。
「豆を戻すときの水の量は?」とか、「豆を戻すときの水浸けする時間は?」とか今日からスタートする方でも、レシピどおりに一つ一つやっていけば、簡単に豆料理が完成します。
また、「今日から早速豆料理をしたいのだけど、どんな料理にしたらいいのかしら?」という場合でも、簡単レシピで、まずは1品、2品は完成です。
簡単レシピを足がかりに、家族がお好きな具材や味付けを加えていって、すぐにオリジナルのアレンジ豆料理にステップアップです。
また、調理中に分からないことがあったら、いつでもお電話ください。お気軽にご相談していただければ、スタッフもうれしく思います。
お電話:086-430-0280