北海道産黒大豆
北海道産の大粒黒豆「光黒」のご紹介です。
令和5年産です。
「光黒」という名称は品種名ではなく、正確には北海道で生産されている4つの黒豆品種のブランド名です。
その4つの品種とは「中生光黒」「晩生光黒」「十勝黒」「祝黒」の4つです。収穫時期や適した土地などがありますが、この4つの品種を「光黒」というブランド名で流通させることになっています。
この北海道で栽培されている黒豆の特徴は、その名前のとおり、豆の表面が光沢のあるピカピカで、白く雲がかかった丹波種とは、また違った見た目です。
丹馬種と比較すると、光黒は生産量も多いので、価格も比較的お求め安い価格です。
サラダや煮豆、つぶしたり色々な料理に挑戦してください。
黒豆を水浸けしていたら、黒い色が流れて赤っぽい黒豆になった経験はありませんか。普通に水浸けして黒豆を膨らませると、せっかくの黒い色が流れてしまって、赤茶色の黒豆になってしまいます。
上手にきれいな黒色に仕上げるにはコツがあります。
黒豆を水浸けする時に、容器に鉄製の鍋を使うときれいな黒い色が保持されます。
これは鉄鍋中の鉄イオンが黒豆の黒い皮の成分と反応して、黒い色を皮に定着させるためです。
鉄製の鍋が無い場合は、釘などを入れておいても同様に色止めになります。
ただし、あまり新しい釘ですと釘表面に塗装がされている場合がありますので、内部の鉄に水が触れずに鉄イオンが溶出しないことがあります。
おすすめは錆びた釘を入れておくことです。
※鉄製の鍋(釘も同様)をお使いになる場合は、水煮工程までのご使用にとどめてください。調味工程(砂糖や醤油など味付けをする工程)は、必ず新しい鍋で、新しい水を入れて水煮時の煮汁はお使いにならないようにしてください。
水煮液をそのままお使いになると、錆びの味を強く感じ、不快な錆び臭がします。
北海道産黒豆(光黒)は生産量も多いことから一番ポピュラーな黒豆です。北海道全域で作付けしていますので、時系列でご紹介します。
(上記写真:北海道 6月17日現在)
葉っぱが少し出てきたところです。このあたりで大雨が降ると土が流されてせっかくの苗が腐ったりします。大変デリケートな時期です。
(上記写真:北海道 7月5日現在)
この写真の苗だと、だいたい背丈が19センチくらいです。まだまだ生長途中です。
(上記写真:北海道 8月12日現在)
ここまでくると、上記の場合背丈は約57センチで、さやは約62本程度付いていました。もう少しすると立派な光黒になります。
黒豆にはこんなにすごい成分がたっぷりです。下記のグラフではご紹介していませんが、黒豆の成分で特に特徴的なのは「黒豆の皮の黒い成分」です。
「アントシアニン」という成分です。他にもブルーベリーや赤ワインなどの赤~黒い色の食品にも含まれる成分です。
普通の黄大豆との違いは、このアントシアニンがあるかどうかで、かたや黒豆、かたや黄大豆となります。このアントシアニンについても色々研究がされていますので、また機会がありましたら、詳しくご紹介します。
最近話題の葉酸です。黒豆にはたっぷり含まれています。いろいな食材を組み合わせてたのしく葉酸もとりましょう。
黒豆には食物繊維はたっぷりです。葉野菜ばっかりサラダも毎日つづくと飽きてしまうので、黒豆の視覚的な色も楽しみながら、毎日楽しく手軽にとりましょう。
鉄分もたっぷり。さすがにいくらなんでもとうがらしはたくさん食べれませんので、黒豆も上手に使いましょう。
亜鉛もたっぷり。野菜炒めの中にひょっこり水煮しておいた黒豆を入れても意外と合いますよ。
豆専門店として他店よりも良い状態の豆をお届けするために、全ての豆を一粒一粒手で選別しました。割れや虫食い豆、変色豆は、人の目で見て取り除いています。貴重なお豆だからこそ一粒一粒を大切にしてお届けしたいと思っています。
当店の『豆』はすべて酸素を遮断する密封包材に入れて、真空パックしております。
真空パックする際に、脱酸素材(エージレス)を封入しておりますので、袋の内部は酸素が無くなり、保存中もそのまま酸素が無い状態で維持できています。
ですから、豆の成分が酸化することなく、いつでも新鮮な風味を保っています。
しかも便利なチャック付袋で保存にも便利です。
酸素を抜いた真空包装をすることで以下のようなメリットがあります。
1)開封するまで豆が酸化しないので、開封するまでいつでも新鮮です。
2)袋の中には酸素が無いので、開封するまで常温で保管していても「カビ」が発生しません。
3)同じく酸素が無いので、開封するまで常温保管でも、害虫が発生しません。
開封後も袋のチャックをして、常温で保管していただき、適時必要量をお使いください。
豆料理が得意な方も、今日からスタートという方もご安心ください。当店では、原穀(生豆)商品には、すべて簡単豆レシピをお付けしております。
「豆を戻すときの水の量は?」とか、「豆を戻すときの水浸けする時間は?」とか今日からスタートする方でも、レシピどおりに一つ一つやっていけば、簡単に豆料理が完成します。
また、「今日から早速豆料理をしたいのだけど、どんな料理にしたらいいのかしら?」という場合でも、簡単レシピで、まずは1品、2品は完成です。
簡単レシピを足がかりに、家族がお好きな具材や味付けを加えていって、すぐにオリジナルのアレンジ豆料理にステップアップです。
また、調理中に分からないことがあったら、いつでもお電話ください。お気軽にご相談していただければ、スタッフもうれしく思います。
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