黒豆パウダー
ここでご紹介する「パウダー」は、皆様から以前からご要望の多かった「黒豆パウダー」です。
当店のリポキシゲナーゼ欠失大豆100%の大豆パウダーにおいては、おかげさまで皆様に良いご評価をいただき、次に黒豆で是非商品化をしてほしいというご要望をたくさん頂戴しておりました。
黒豆のパウダーは意外に難しいのです。
黒豆の皮は黄色い大豆より固く、パウダーにしたときに歯ざわりが悪ってしまいます。
豆専門店の当店では、黒豆の固い皮も違和感無く粉砕して滑らかな黒豆パウダーにすることに成功しました。
そこで、今回自信を持って「黒豆パウダー」の販売を開始いたしました。
黒豆は北海道産黒豆「光黒」100%です。
豆専門店の当店では海外産の黒豆ではなく、北海道産の黒豆(光黒)を100%で黒豆パウダーにしました。
黒豆パウダーでは、黄色い大豆に比べて黒豆の風味が良く出ていて、色々な生地に練りこむことによって「黒豆○○」を簡単に作ることができます。
黒豆パウダーですが、上記の写真のようにパウダーは黒ではありません。
黒豆の種皮は黒豆全体の10%くらいなので、どちらかというとねずみ色のパウダーになります。
見た目はねずみ色ですが、味はしっかり主張しています。ご安心ください、黒豆の味はしっかりでています。
黒豆パウダーの大きな特徴のひとつは、「グルテンフリー」ということです。
その名のとおり、小麦グルテンがありません。
小麦アレルギーや小麦を避ける場合には大豆類のグルテンフリーはとても大事な特徴になります。
食パンを例に挙げると、食パンは小麦で作っているので、グルテンが含まれています。
しかし、黒豆パウダーで黒豆食パンを作るとグルテンが含まれていない食パンが出来上がります。
※小麦のようにふっくらとはなかなかいきません。ふっくらさでは負けます。
食パンだけでなく、餃子やシューマイの皮やパスタ、ラーメンなど小麦が使われている色々なものの小麦を黒豆パウダーに置き換えることが可能です。
ロールケーキのスポンジなども黒豆ロールケーキが簡単に作れます。
※膨らみ方は負けます。でも工夫次第でふっくらさせることは可能です。
黒豆パウダーのグルテンフリーの特徴を是非生かしてください。
普通の大豆粉の製造方法は、高速のミキサーで豆を粉砕して製造します。
しかし、この方法だと、ミキサーの羽と豆の摩擦で加熱をしていなくても、パウダーの温度が次第に上がってしまい、知らず知らずのうちにパウダーが加熱されてしまっています。
しかし、当店の豆パウダーの製法では、豆を粉砕する時に冷却をしながら粉砕します。
そのため、42℃以上には温度が上がりません。
この厳密な温度管理が黒豆パウダーの結着力を生み出しています。
たとえば麺のおいしさには「コシ」や「もっちりさ」、「弾力」など食感を構成する要素がたくさんあります。
しかし、粉砕時に熱を帯びてしまったパウダーでは「結着力」が失われているため、「コシ」のあるうどんは打てません。
弾力のある「パスタ」にはなりません。
中で弾む「ラーメン」も打てません。
しかし当店の黒豆パウダーは非加熱です。
そのため、加熱をしたパウダーと比べると、非加熱の当店のパウダーは、黒豆本来の「結着力」が100%残っています。
当店の黒豆パウダーなら、「コシのあるうどん」「弾力のあるパスタ」「おいしいラーメン」の全てが黒豆パウダーで再現可能です。
是非いろいろな料理にチャレンジしてください。
原料として使っているのは、北海道産100%の黒豆「光黒」だけで作っています。自社で手選別した安心で安全な原料を使用しています。
もちろん、味付けに砂糖や塩など、一切の味付けはしていません。
また、保存性を高めるための保存料なども一切使用していません。その他、香料や安定剤なども一切使用せず、添加物も一切添加していません。100%「光黒」だけで仕上げた、黒豆パウダーです。 完全無添加です。
もちろん使用している北海道産の黒大豆(光黒)は「遺伝子組み換えではありません」。
安心・安全を社是とする当店では、原料の黒大豆だけではなく、粉砕に使用する機械も遺伝子組み換え作物を扱わない、万が一にも混入することが無い機械のみでパウダーにしています。
また、安心の国内加工(北海道内工場)で加工しておりますので、ご安心ください。
前述したように当店の黒豆パウダーは非加熱です。あえて非加熱」の黒豆パウダーにこだわったのは、そのパウダーが色々な料理に使えることを目指していたからです。
お使いいただく皆様のひらめきでその用途は数多く広がっていきます。
きな粉とは違って非加熱ですので、パウダーのまま食べるのではなく、必ず小麦粉などと同じように加熱してお召し上がりください。
たとえば、下記にベーシックな使い方をご紹介します。
1)ラーメン
加熱処理していないので、弾力あるラーメンを作ることができます。ラーメンの麺には各地で太さや固さなど各種特徴がありますが、非加熱なので加工において制約はありません。いろいろな特徴の面をおつくりいただけます。
2)パスタ言うまでも無く加熱処理した大豆粉では作れません。いろいろ添加物を加えて結着させればできるかもしれませんが。当店の黒豆パウダーならシンプルに作ることができます。
3)パン小麦粉と同じ細かさなので、小麦粉の一部を黒豆パウダーに置き換えるだけで、ホームベーカリーで黒豆食パンが焼きあがります。
小麦グルテンが無いので、ふっくらと焼きあげるには工夫がいりますが、黒豆のパンが出来上がります。
小麦粉を減らすと小麦グルテンがその分減りますので、ふっくらさが若干減ります。
4)ナンカレーと一緒にナンを焼き上げてもおいしくいただけます。もちろん、「ちぢみ」や「お好み焼き」も可能です。
5)クッキーこのクッキーを作ったときに、非加熱の黒豆パウダーが顕著に差が出ます。
「加熱処理した大豆粉」では、結着力が失われているため、パサパサしたクッキーになってしまいます。
しかしながら、当店の非加熱黒豆パウダーなら、十分な結着力があるので、しっとりしたクッキーに焼きあげることが可能です。
大豆粉でしっとりしたクッキーが焼けるのは当店の黒豆パウダーの最大の特徴です。
まだまだ、色々な調理アレンジがあると思いますが、いろいろお試しいただければ幸いです。
当店の『豆』はすべて酸素を遮断する密封包材に入れて、真空パックしております。
真空パックする際に、脱酸素材(エージレス)を封入しておりますので、袋の内部は酸素が無くなり、保存中もそのまま酸素が無い状態で維持できています。
ですから、豆の成分が酸化することなく、いつでも新鮮な風味を保っています。
しかも便利なチャック付袋で保存にも便利です。
酸素を抜いた真空包装をすることで以下のようなメリットがあります。
1)開封するまで豆が酸化しないので、開封するまでいつでも新鮮です。
2)袋の中には酸素が無いので、開封するまで常温で保管していても「カビ」が発生しません。
3)同じく酸素が無いので、開封するまで常温保管でも、害虫が発生しません。
開封後も袋のチャックをして、常温で保管していただき、適時必要量をお使いください。
また、調理中に分からないことがあったら、いつでもお電話ください。お気軽にご相談していただければ、スタッフもうれしく思います。
お電話:086-430-0280